【旅行】鉄道最高地点(野辺山駅)に電車(国鉄・JR)で行ってきた。〜南牧村野辺山高原・八ヶ岳ツアー〜
青春18切符を使った弾丸ツアー“第2弾”のルポルタージュを記します。
この前、袋田の滝に行ったときに使用した「青春18切符」のうち1日乗車分(2410円分)を消化して、今回は山梨県と長野県をまたぐ「小海線の旅」に出かけました。
日本一標高の高い鉄道(JR)に乗り、最高地点にある野辺山駅で降車することが目的でした。梅雨空がまだ本州を覆う中の旅でしたが、現地は天気もコロコロ変わる標高が高いところだったため晴れ間も見れたのも収穫でした(晴れるの遅かったですが。)。
当日午前中には、野辺山駅には着いておきたかったので、前回の袋田の滝ツアーと同様に朝早くの山手線に乗り、早朝の中央本線に乗り込むこととしました。
今回も関東を周回するコースにするために、中央線ー中央本線ー小海線ーしなの鉄道ー信越線ー高崎線というルートにしました。しなの鉄道はJRではないため、小諸ー軽井沢間の賃金500円を別途払いました。また、信越線も群馬と長野を横断していないので、その区間はバスを使いました。
出発
今回は目黒駅5:51発の山手線(渋谷・新宿方面)に乗車し、朝6時過ぎの中央線高尾駅行に乗るべく、新宿で電車を乗り換えました。5:59新宿駅発の中央線に乗りました。電車はわりと混んでいました。国分寺、立川、八王子などの主要駅でかなりの方々の乗降者があったように思えます。また、八王子の隣の「西八王子駅」でも想像以上の人数の移動が見られました。
●山手線目黒駅のホーム
●新宿駅着
JR高尾駅には、6:52に着きました。ホームを降りて隣の路線が山梨方面に続く中央本線でした。数分待つと、甲府行きの電車がやって来ました。新宿方面に向かう学生や通勤者の方々がかなり降りて来ました。
高尾駅は、7:07発でした。そして、8時半ごろには甲府に到着しました。山梨を超えたら天気が良くなるかなーと期待していましたが、あいにくの曇り空が続いていました。
甲府駅に到着した後には、小淵沢駅に行くべく、中央本線(松本行き)に乗り換えました。小淵沢駅には、9時半過ぎに到着しました。途中で中田英寿で有名な韮崎を通りました。景色が東京と全く異なるので、だいぶ山の方に来たなぁという印象でした。
小淵沢駅でとりあえず今回の中央本線ツアーは終了です(このまま乗り続けると松本まで行ってしまうので。)。
●甲府行きの中央本線@高尾駅
●朝食として前回のツアーと同様にオニギリ
●山梨県に入ったところ(上野原駅)
●勝沼ぶどう郷(ブーケとタンニンを味わいに行ってみたかった)
●中央本線(松本行き)の電車

●韮崎駅から見えた観音様
●穴山駅の古い駅舎
●日野春駅のホーム
小淵沢駅に到着
小淵沢駅には、9:43に着きました。ここから野辺山駅に向けて、「小海線」に乗り換えました。乗換えまで20分程度あったので、ホームを上がって改札口にある武者人形を眺めたり、トイレに行ったりしました。複数路線通っている駅で、利用者が多いからか、結構綺麗な佇まいでした。
余談ですが、サントリーの白州蒸留所がここから車で数十分のところにあり、以前からずっと行きたいと思っていたのですが、このコロナ禍の影響で蒸留所の見学ツアーも当面見合わせとなっているようです。ちなみに、今回の野辺山駅の存在を知ったのもこの蒸留所見学ツアーを調べたことがきっかけだったので、いつかは行ってみたいです。
小海線を走る列車が中央本線を降りた時に見えたのですが、あれはまさかの「国鉄・八高線(やったかせん)?」と見間違えるほどの同種のものでした。ここで電車ではなく「列車」と称しているのは、電気で動かないからです。
この2両の列車で山を登って小諸まで行くので、かなりパワフルな仕様となっています。ちなみに列車の中でもアナウンスがありますが、ICカード乗車券「Suica」が利用可能なのは、ここ小淵沢駅と清里駅&野辺山駅のみです。他で降りる場合は駅員さんにお伝えください。
山梨県と長野県といった「海なし県」なのに、何故「小海線」というのかを気になった方もいるかと思います。わたしも気になったので調べて見たところ、過去に八ヶ岳が水蒸気爆発を起こして、崩れた土砂が千曲川を堰き止め、いくつかの湖沼(海)ができたことがきっかけとのことです。以下のページ(小海線ファンサイト)が参考となりました。
●小淵沢駅着
●駅にあった武者人形
●小海線の時刻表(今回は10:07に乗りました)
●小海線列車(八高線みたい)
小海線に乗車
10:07発の小海線(小諸行き)に乗り、野辺山駅を目指しました。野辺山駅までの道中の景色は、原生林の間を突っ切るような感じで、窓からの景色もクソもありませんでした。途中駅で、どんあ差異があるかわかりませんでしたが、甲斐小泉と甲斐大泉という駅が隣同士であるのは面白いと思いました。
ただ、いまだかつてない登り道を走る列車なので、重力の関係で長椅子に座るのは向いていませんでした。ボックス席に座ることをお勧めします。結果、電車で急勾配を味わえたのは良い経験となりましたけども。
清里駅に着くと、駅舎とその周りがめちゃくちゃ整備されているのに驚きました。また小学校の遠足団体が清里駅から乗車してきました。ガキどものワイワイした声で、これまで味わっていた車内の静粛が阻害された気がしました。
日本の鉄道最高地点は野辺山駅ですが、清里ー野辺山間が一番標高の高い区間らしく、清里を過ぎるとそれまであった勾配がなくなりました。
ちなみにマップを見ると、清里駅は山梨県に属していて、その隣の野辺山駅は長野県になるようです。県境に最高地点があるのは面白いですね。
●小海線車内
●小海線の途中で見えたラクダの像(何のためかわかりませんが)
●甲斐大泉駅(隣は小泉‥‥)
●急勾配を走る車内
●清里駅着〜
野辺山駅に到着
なんだかんだ小海線に乗車して0.5時間ほど経過した10:41に、目的地の「野辺山駅」に到着しました。天気はあいにくの曇り空でした。
清里駅から乗車して来たガキどもの集団は、駅前のロータリーに止まっていた借り上げバスに乗り、すぐさまどこかに向けて出発していきました。私の駅前探索を阻害するものたちがいなくなったことに胸をすっと撫でおろしました。
駅前には牛の像があったり、お土産屋さんがありました。また、南牧村がおそらく手配している「くるり野辺山」という周回バスも停車しておりました。
こちらのバスでは、鉄道最高地点や天文台といった駅周辺の観光スポットに連れて行ってもらえるようです。たびに時間の余裕があれば、こちらのバスで野辺山駅周辺を満喫したかったのですが、全てのスポットを回ると半日程度かかってしまうので断念しました。
ちなみに今回鉄道最高地点に行くために、駅前の観光案内所で「自転車」を借りることとしました。
自転車を借りる前に、駅前の大きな道路を挟んで向かい側には公園があったので、こちらを少し探索してみました。公園内には、子供向けのちょっとしたアスレッチクみたいなものがある一方で、かつて旧日本軍が軍事演習していたと思われる石碑があったり、SLの模型もあったりしました。
公園を少し回って、自転車を借りるために観光案内所に向かいました。指名、住所、電話番号等を記入して1時間500円のママチャリを借り、こいつで、最高地点まで漕いで行くことにしました。
常に立ち漕ぎ状態を維持するためにサドルの位置を最大にしてみましたが、それでも低かったです。サドルの高いママチャリに乗ると、サーカスのクマみたいなフォルムになりましたが、周りには誰もいなかったのであまり恥ずかしい気はしませんでした。
鉄道最高地点までの道のりは、清里駅までの路線に沿った道路を突き進んでいくのが最短となるルートでしたが、道路が土砂で汚れていたり、自転車の空気が少なかったり、ゆるい坂道がずっと続いていたため、めちゃくちゃ疲れました。道沿いには、トウモロコシ畑が多かった気がします。
出発前には、自転車の空気圧チェックはした方が良いです。もしくは少し高い料金を払って、電動自転車かマウンテンバイクを借りるのが得策でしたね。でもね、前カゴがあってとても助かりました。
●野辺山駅着!
●牛の像?
●駅前のお土産屋さん
●「くるり野辺山」バス

●野辺山駅前公園アスレチック
●野辺山駅前公園看板
●公園内の旧日本軍関係の石碑
●公園内のSL模型
●公園から見た野辺山駅
●野辺山観光案内所
●レンタサイクル料金表
●領収書
●借りる様子(チャリは外に放置してあった)
●借りたママチャリ
ママチャリで移動する様子をヘッドカメラで撮影したので、やっつけ動画を作ってみました。
どんな道のりになっているかや、ママチャリだとどれくらいかかるのかを知りたい方はご覧いただければ幸いです(倍速で見た方が見やすいかもしれません。)。
鉄道最高地点に到着
鉄道最高地点までは、野辺山駅から自転車で十数分で到着しました。ここは、標高1,375mらしかったです。ほぼ電車に乗ってこの高さまで到達したのは驚異的なことでした。確かに踏切から、上り方面と下り方面を見ると下り坂っぽくなっていたので、一番高いところなんだなぁという実感が湧きました。
踏切の中で写真を撮ると、松本伊代と早見優みたいに書類送検されかねないので、線路の写真は脇から撮影しました。
着いた時には急に雨がパラパラ降って来て、運が良くないと思いましたが、雨はそれほど強くなく、顔まわりはゴアテックスのハットに守られていたので、何とか写真撮影等に励めました。
最高地点の近くには、踏切、「最高地点」という名前の蕎麦屋、八ヶ岳グレイスホテルがありました。ここでそば又はソフトクリームを食べようと思っていましたが、道中のオニギリが胃の中にいたことや、駅近くのヤツレン工場のソフトクリームを食べる予定だったのでここで何か食べるのは諦めました。
線路を挟んで、グレイスホテル側に「JR最高地点の石碑」がありました。そして、この石碑には「幸せの鐘」というものがあったので、せっかくなので鳴らしてみました。ロープを左右に降るのではなく、上下に振るといい感じに鳴らすことができました。思ったよりいい音が響いたので驚きました。
帰りは、来た道をそのまま駅方面に自転車を走らせました。行きと違って、下り坂だったので楽でした。途中で天文台が見えたのでパシャりと写真を撮りました。時間があれば天文台にも行ってみたかったです。
観光案内所に帰る前に、ヤツレンの工場に隣接している「南牧村農畜産物販売所」にソフトクリームを食べに行きました。
工場では、都会でも目にする牛乳やその他ヨーグルトなどの乳製品が生産されているようでした。販売所内のお土産屋さんでは、それらの乳製品を使った商品や、記念限定Tシャツ等を売られていました。カマンベールチーズ入りのどら焼きとラスクとキャラメルとTシャツを購入しました。
新型コロナウイルス対応として、「ソフトクリームを買ったら車内で食べてくれ」という張り紙がありました。私は自転車で来たので、少々の小雨の中チャリにまたがって食べることとしました。屋根ぐらい貸して欲しかったですが、車で来ないのが悪かったようですネ。
こちらのレビューは食べログに書きました。
ソフトクリームを食べ終わって、野辺山駅に戻るとちょうど12時でした。自転車を返すと、空を覆っていた雲の隙間から晴れ間が見えて来ました。もうちょっと早く晴れて欲しかったです。
着いた時には特に気にならなかったのですが、駅前に咲いていた花は管理が行き届いており、結構綺麗に咲いていました。
近くのお土産屋さんなどで時間を潰した後に、12:30過ぎの小海線で小諸に向けて出発しました。
●JR最高地点の石碑
●線路(上り方面)
●線路(下り方面)
●レストラン「最高地点」
●レストラン近くにあった「鉄道最高地点神社」


●汽車製造会社のモニュメント
●八ヶ岳グレイスホテル
●天文台
●ヤツレン工場

●南牧村農畜産物販売所
●タイミング悪く晴れて来たよ〜
●駅前のフラワー


●下り電車待ちのホーム


小諸へ
小諸駅に向けて、12:33野辺山駅発の小海線に乗りました。
野辺山駅の隣の信濃川上駅以降の駅は、清里や野辺山に比べると力の入れようがあまり感じられず、廃れているような印象にも見えました。途中の小海駅は看板がちょっと小綺麗だったかもしれません。
信濃川上駅以降の路線は、日本一長い千曲川とのランデヴーとなるので乗ってて飽きませんでした。ですが、梅雨時期の連日の雨で、水量が多く濁っていました。
車内はしばらく静寂に包まれ居心地は最高でしたが、日本に2つしかない五稜郭のうち、その一つがある龍岡城駅を過ぎると、学校帰りの高校生達が大勢乗って来たので、車内が賑やかな雰囲気になりました。静寂を楽しんでいたのに、なんだってこんな思いをしなければならないのでしょうか。
目の前に座った女子高生の団体は、電車の座席に座ったり・立ったりして忙しく、ボックス席のまた違うグループに話しかけたり、まるで学校の昼休みのような感じでした。
最近流行りの地雷系メイクをしており、こういったメイクが信州の片田舎まで行き届いているかと思うと、インターネットの発達は凄まじいと思いました。
一方、顔はバッチリ決めていても、靴はアディダス等のスポーツブランドで、土の汚れが目立ち、紐がほつれたちょっと汚いものでした。また、バッグも痛んだ男物のコールマンのリュックを背負っていたので、顔以外の点では田舎っぽいなと思いました。
手持ちのビニール袋にトウモロコシを入れていたのも印象的でした。彼女らは佐久平で降りて行きました。
最終地点の小諸駅には、14:13に到着しました。軽井沢に行くためには、しなの鉄道に乗る必要があり、この発車時刻までは時間があったので、近くで有名なグルメでも食べようと思い、「草笛 小諸本店」に行きました。近くには「懐古園」という小諸城址に残る公園がありました。
草笛でオススメの食べ物は「くるみ蕎麦」らしいので、それを注文しました。ホント長野って蕎麦ばっかりですね(いい意味で)。食べログにレビューを書きました。
蕎麦を食べた後は、軽井沢行きの電車に乗るべく、しなの鉄道の切符を買いました。500円でした。もちろん自動改札ではなく、駅員に見せるスタイルです。
小諸駅は、JRと私鉄の出入り口が共通なので、降りる時にはどっちの会社の列車で来たのかを駅員さんにお伝えしないといけませんでした。
小諸は、島崎藤村の「破戒」の舞台の一つで、駅前のお土産屋も結構充実している感じだったので、もうちょっと散策できる時間があればよかったなと思いました。
●千曲川とのランデヴー



●かすれた駅の看板(佐久海ノ口らしい)
●小海駅の看板(他の駅よりも綺麗)
●小諸駅に到着〜
●小諸駅の駅舎
●駅内で野菜等を販売・・・
●駅外のオシャレなガーデン
●古風な駅の歩道橋
●しなの鉄道の券売機
●しなの鉄道の電車

●懐古園
●懐古園にも汽車?!
しなの鉄道ーJRで帰路へ
蕎麦を食べ終わった後は、14:52小諸発のしなの鉄道で、軽井沢まで行きました。小海線と比べれば、結構速度が出ていたかもしれません。途中区間にある駅は、小海線と同様に看板が読めないところもあるなど廃れた感じでした。
軽井沢駅には、15:20到着だったので30分程度で着きました。霧がすごかったです。途中で腹痛に襲われたので、駅で用をたしました。
旧駅舎をまじまじと見るのは初めてだったのでパシャりと撮りました。
信越線はその昔、群馬ー長野間を走っていましたが、今や撤廃となったので、軽井沢駅から群馬県の横川駅までは、運賃520円のバスで行きました。バスの乗り場は五番乗り場でした。
霧で視界が悪く、一瞬バスの乗り場がわからなかったので、時間通りに乗れるかどうか焦りました。
直接現金520円をバスの運転手さんに渡して乗車しました。
バスは国道18号のバイパス側を通りました。ここは2016年の初めに、スキー場行きの夜行バスの事故が起きた道だったので、慰霊碑が途中にありました。
バイパスじゃない方の道は、昔行ってみた眼鏡橋や坂本ダムがあります。
バスに揺られて30分程度で、信越線横川駅に到着しました。横川駅も霧がすごかったです。高崎行きの電車まで15分以上あったので、近くの小川などを撮りました。ここで「峠の釜飯」を食べるほどの財力と腹の余力がありませんでした。
今や信越線の終着点ということもあって、線路がこの駅で閉ざされていました。
電車を待つこと15分、16:30発の高崎行きに乗り、高崎には17:02に到着しました。北高崎駅あたりから急に街っぽい感じになりました。高崎で何をするってわけでもなかったので、東口やイーサイトをぶらぶらしました。
イーサイトでフリアンパンの新種のみそパン「フランス黒ごまと特製みそ」が残り2個売られていたので購入しました。ゴマの香ばしさが感じられる珍しいみそパンでした。
目黒駅まで戻るために、18:14高崎駅発の湘南新宿ライン快速・国府津行きに乗車し、結局、21時には自宅に帰ることができました。電車に乗っている時間が多かったせいか、疲れはあまりありませんでした。
●しなの鉄道の読めない駅名(平原駅とのこと)
●軽井沢駅に到着!
●軽井沢駅の旧駅舎
●濃霧でバス乗り場が見えない・・・
●横川駅行きのバス乗り場
●バスの中
●横川駅(関東の駅百選とのこと)

●終点駅たる特徴

●信越線の電車

●信越線ホームから見える八高線(やったかせん)
●高崎駅東口
●東口のペデストリアンデッキが以前より伸びている?!
●イーサイト内のフリアンパンコーナー
まとめ
まとめとなりますが、私鉄やバスを利用(合計1020円)したにせよ、袋田の滝ツアーと同様に1日当たり2410円以上の旅は間違いなくできたのではないかと思います。
鈍行の正規料金で計上すると、目黒-野辺山の運賃は3410円、野辺山-小諸の運賃は1170円、横川-高崎の運賃は506円、高崎-目黒の運賃は1980円ですので、通常であれば7066円の運賃が必要だったでしょう。
特に小海線は急勾配を走り、千曲川の眺めの良い路線でしたので、車両の乗り心地や窓からの風景を楽しむことができました。
交通費以外に使ったお金は、レンタサイクル500円、ヤツレンのソフトクリーム400円、お土産など3000円、くるみそば1000円、みそパン216円の合計5116円でした。
以上、前回に引き続きちょっとしたルポルタージュでした。
~Fin~
この前、袋田の滝に行ったときに使用した「青春18切符」のうち1日乗車分(2410円分)を消化して、今回は山梨県と長野県をまたぐ「小海線の旅」に出かけました。
日本一標高の高い鉄道(JR)に乗り、最高地点にある野辺山駅で降車することが目的でした。梅雨空がまだ本州を覆う中の旅でしたが、現地は天気もコロコロ変わる標高が高いところだったため晴れ間も見れたのも収穫でした(晴れるの遅かったですが。)。
当日午前中には、野辺山駅には着いておきたかったので、前回の袋田の滝ツアーと同様に朝早くの山手線に乗り、早朝の中央本線に乗り込むこととしました。
今回も関東を周回するコースにするために、中央線ー中央本線ー小海線ーしなの鉄道ー信越線ー高崎線というルートにしました。しなの鉄道はJRではないため、小諸ー軽井沢間の賃金500円を別途払いました。また、信越線も群馬と長野を横断していないので、その区間はバスを使いました。
出発
今回は目黒駅5:51発の山手線(渋谷・新宿方面)に乗車し、朝6時過ぎの中央線高尾駅行に乗るべく、新宿で電車を乗り換えました。5:59新宿駅発の中央線に乗りました。電車はわりと混んでいました。国分寺、立川、八王子などの主要駅でかなりの方々の乗降者があったように思えます。また、八王子の隣の「西八王子駅」でも想像以上の人数の移動が見られました。
●山手線目黒駅のホーム

●新宿駅着

JR高尾駅には、6:52に着きました。ホームを降りて隣の路線が山梨方面に続く中央本線でした。数分待つと、甲府行きの電車がやって来ました。新宿方面に向かう学生や通勤者の方々がかなり降りて来ました。
高尾駅は、7:07発でした。そして、8時半ごろには甲府に到着しました。山梨を超えたら天気が良くなるかなーと期待していましたが、あいにくの曇り空が続いていました。
甲府駅に到着した後には、小淵沢駅に行くべく、中央本線(松本行き)に乗り換えました。小淵沢駅には、9時半過ぎに到着しました。途中で中田英寿で有名な韮崎を通りました。景色が東京と全く異なるので、だいぶ山の方に来たなぁという印象でした。
小淵沢駅でとりあえず今回の中央本線ツアーは終了です(このまま乗り続けると松本まで行ってしまうので。)。
●甲府行きの中央本線@高尾駅

●朝食として前回のツアーと同様にオニギリ

●山梨県に入ったところ(上野原駅)

●勝沼ぶどう郷(ブーケとタンニンを味わいに行ってみたかった)

●中央本線(松本行き)の電車


●韮崎駅から見えた観音様

●穴山駅の古い駅舎

●日野春駅のホーム

小淵沢駅に到着
小淵沢駅には、9:43に着きました。ここから野辺山駅に向けて、「小海線」に乗り換えました。乗換えまで20分程度あったので、ホームを上がって改札口にある武者人形を眺めたり、トイレに行ったりしました。複数路線通っている駅で、利用者が多いからか、結構綺麗な佇まいでした。
余談ですが、サントリーの白州蒸留所がここから車で数十分のところにあり、以前からずっと行きたいと思っていたのですが、このコロナ禍の影響で蒸留所の見学ツアーも当面見合わせとなっているようです。ちなみに、今回の野辺山駅の存在を知ったのもこの蒸留所見学ツアーを調べたことがきっかけだったので、いつかは行ってみたいです。
小海線を走る列車が中央本線を降りた時に見えたのですが、あれはまさかの「国鉄・八高線(やったかせん)?」と見間違えるほどの同種のものでした。ここで電車ではなく「列車」と称しているのは、電気で動かないからです。
この2両の列車で山を登って小諸まで行くので、かなりパワフルな仕様となっています。ちなみに列車の中でもアナウンスがありますが、ICカード乗車券「Suica」が利用可能なのは、ここ小淵沢駅と清里駅&野辺山駅のみです。他で降りる場合は駅員さんにお伝えください。
山梨県と長野県といった「海なし県」なのに、何故「小海線」というのかを気になった方もいるかと思います。わたしも気になったので調べて見たところ、過去に八ヶ岳が水蒸気爆発を起こして、崩れた土砂が千曲川を堰き止め、いくつかの湖沼(海)ができたことがきっかけとのことです。以下のページ(小海線ファンサイト)が参考となりました。
小海線ファンサイト - 小海線沿線のイベント、グルメ、観光、撮影スポット情報を発信します。
長野県小海線の公式サイト、小海線沿線のグルメ、観光、撮影スポット情報を発信します。
●小淵沢駅着

●駅にあった武者人形

●小海線の時刻表(今回は10:07に乗りました)

●小海線列車(八高線みたい)

小海線に乗車
10:07発の小海線(小諸行き)に乗り、野辺山駅を目指しました。野辺山駅までの道中の景色は、原生林の間を突っ切るような感じで、窓からの景色もクソもありませんでした。途中駅で、どんあ差異があるかわかりませんでしたが、甲斐小泉と甲斐大泉という駅が隣同士であるのは面白いと思いました。
ただ、いまだかつてない登り道を走る列車なので、重力の関係で長椅子に座るのは向いていませんでした。ボックス席に座ることをお勧めします。結果、電車で急勾配を味わえたのは良い経験となりましたけども。
清里駅に着くと、駅舎とその周りがめちゃくちゃ整備されているのに驚きました。また小学校の遠足団体が清里駅から乗車してきました。ガキどものワイワイした声で、これまで味わっていた車内の静粛が阻害された気がしました。
日本の鉄道最高地点は野辺山駅ですが、清里ー野辺山間が一番標高の高い区間らしく、清里を過ぎるとそれまであった勾配がなくなりました。
ちなみにマップを見ると、清里駅は山梨県に属していて、その隣の野辺山駅は長野県になるようです。県境に最高地点があるのは面白いですね。
●小海線車内

●小海線の途中で見えたラクダの像(何のためかわかりませんが)

●甲斐大泉駅(隣は小泉‥‥)

●急勾配を走る車内

●清里駅着〜

野辺山駅に到着
なんだかんだ小海線に乗車して0.5時間ほど経過した10:41に、目的地の「野辺山駅」に到着しました。天気はあいにくの曇り空でした。
清里駅から乗車して来たガキどもの集団は、駅前のロータリーに止まっていた借り上げバスに乗り、すぐさまどこかに向けて出発していきました。私の駅前探索を阻害するものたちがいなくなったことに胸をすっと撫でおろしました。
駅前には牛の像があったり、お土産屋さんがありました。また、南牧村がおそらく手配している「くるり野辺山」という周回バスも停車しておりました。
こちらのバスでは、鉄道最高地点や天文台といった駅周辺の観光スポットに連れて行ってもらえるようです。たびに時間の余裕があれば、こちらのバスで野辺山駅周辺を満喫したかったのですが、全てのスポットを回ると半日程度かかってしまうので断念しました。
ちなみに今回鉄道最高地点に行くために、駅前の観光案内所で「自転車」を借りることとしました。
自転車を借りる前に、駅前の大きな道路を挟んで向かい側には公園があったので、こちらを少し探索してみました。公園内には、子供向けのちょっとしたアスレッチクみたいなものがある一方で、かつて旧日本軍が軍事演習していたと思われる石碑があったり、SLの模型もあったりしました。
公園を少し回って、自転車を借りるために観光案内所に向かいました。指名、住所、電話番号等を記入して1時間500円のママチャリを借り、こいつで、最高地点まで漕いで行くことにしました。
常に立ち漕ぎ状態を維持するためにサドルの位置を最大にしてみましたが、それでも低かったです。サドルの高いママチャリに乗ると、サーカスのクマみたいなフォルムになりましたが、周りには誰もいなかったのであまり恥ずかしい気はしませんでした。
鉄道最高地点までの道のりは、清里駅までの路線に沿った道路を突き進んでいくのが最短となるルートでしたが、道路が土砂で汚れていたり、自転車の空気が少なかったり、ゆるい坂道がずっと続いていたため、めちゃくちゃ疲れました。道沿いには、トウモロコシ畑が多かった気がします。
出発前には、自転車の空気圧チェックはした方が良いです。もしくは少し高い料金を払って、電動自転車かマウンテンバイクを借りるのが得策でしたね。でもね、前カゴがあってとても助かりました。
●野辺山駅着!

●牛の像?

●駅前のお土産屋さん

●「くるり野辺山」バス


●野辺山駅前公園アスレチック

●野辺山駅前公園看板

●公園内の旧日本軍関係の石碑

●公園内のSL模型

●公園から見た野辺山駅

●野辺山観光案内所

●レンタサイクル料金表

●領収書

●借りる様子(チャリは外に放置してあった)

●借りたママチャリ

ママチャリで移動する様子をヘッドカメラで撮影したので、やっつけ動画を作ってみました。
どんな道のりになっているかや、ママチャリだとどれくらいかかるのかを知りたい方はご覧いただければ幸いです(倍速で見た方が見やすいかもしれません。)。
鉄道最高地点に到着
鉄道最高地点までは、野辺山駅から自転車で十数分で到着しました。ここは、標高1,375mらしかったです。ほぼ電車に乗ってこの高さまで到達したのは驚異的なことでした。確かに踏切から、上り方面と下り方面を見ると下り坂っぽくなっていたので、一番高いところなんだなぁという実感が湧きました。
踏切の中で写真を撮ると、松本伊代と早見優みたいに書類送検されかねないので、線路の写真は脇から撮影しました。
着いた時には急に雨がパラパラ降って来て、運が良くないと思いましたが、雨はそれほど強くなく、顔まわりはゴアテックスのハットに守られていたので、何とか写真撮影等に励めました。
最高地点の近くには、踏切、「最高地点」という名前の蕎麦屋、八ヶ岳グレイスホテルがありました。ここでそば又はソフトクリームを食べようと思っていましたが、道中のオニギリが胃の中にいたことや、駅近くのヤツレン工場のソフトクリームを食べる予定だったのでここで何か食べるのは諦めました。
線路を挟んで、グレイスホテル側に「JR最高地点の石碑」がありました。そして、この石碑には「幸せの鐘」というものがあったので、せっかくなので鳴らしてみました。ロープを左右に降るのではなく、上下に振るといい感じに鳴らすことができました。思ったよりいい音が響いたので驚きました。
帰りは、来た道をそのまま駅方面に自転車を走らせました。行きと違って、下り坂だったので楽でした。途中で天文台が見えたのでパシャりと写真を撮りました。時間があれば天文台にも行ってみたかったです。
観光案内所に帰る前に、ヤツレンの工場に隣接している「南牧村農畜産物販売所」にソフトクリームを食べに行きました。
工場では、都会でも目にする牛乳やその他ヨーグルトなどの乳製品が生産されているようでした。販売所内のお土産屋さんでは、それらの乳製品を使った商品や、記念限定Tシャツ等を売られていました。カマンベールチーズ入りのどら焼きとラスクとキャラメルとTシャツを購入しました。
新型コロナウイルス対応として、「ソフトクリームを買ったら車内で食べてくれ」という張り紙がありました。私は自転車で来たので、少々の小雨の中チャリにまたがって食べることとしました。屋根ぐらい貸して欲しかったですが、車で来ないのが悪かったようですネ。
こちらのレビューは食べログに書きました。
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ソフトクリームを食べ終わって、野辺山駅に戻るとちょうど12時でした。自転車を返すと、空を覆っていた雲の隙間から晴れ間が見えて来ました。もうちょっと早く晴れて欲しかったです。
着いた時には特に気にならなかったのですが、駅前に咲いていた花は管理が行き届いており、結構綺麗に咲いていました。
近くのお土産屋さんなどで時間を潰した後に、12:30過ぎの小海線で小諸に向けて出発しました。
●JR最高地点の石碑

●線路(上り方面)

●線路(下り方面)

●レストラン「最高地点」

●レストラン近くにあった「鉄道最高地点神社」



●汽車製造会社のモニュメント

●八ヶ岳グレイスホテル

●天文台

●ヤツレン工場


●南牧村農畜産物販売所

●タイミング悪く晴れて来たよ〜

●駅前のフラワー



●下り電車待ちのホーム



小諸へ
小諸駅に向けて、12:33野辺山駅発の小海線に乗りました。
野辺山駅の隣の信濃川上駅以降の駅は、清里や野辺山に比べると力の入れようがあまり感じられず、廃れているような印象にも見えました。途中の小海駅は看板がちょっと小綺麗だったかもしれません。
信濃川上駅以降の路線は、日本一長い千曲川とのランデヴーとなるので乗ってて飽きませんでした。ですが、梅雨時期の連日の雨で、水量が多く濁っていました。
車内はしばらく静寂に包まれ居心地は最高でしたが、日本に2つしかない五稜郭のうち、その一つがある龍岡城駅を過ぎると、学校帰りの高校生達が大勢乗って来たので、車内が賑やかな雰囲気になりました。静寂を楽しんでいたのに、なんだってこんな思いをしなければならないのでしょうか。
目の前に座った女子高生の団体は、電車の座席に座ったり・立ったりして忙しく、ボックス席のまた違うグループに話しかけたり、まるで学校の昼休みのような感じでした。
最近流行りの地雷系メイクをしており、こういったメイクが信州の片田舎まで行き届いているかと思うと、インターネットの発達は凄まじいと思いました。
一方、顔はバッチリ決めていても、靴はアディダス等のスポーツブランドで、土の汚れが目立ち、紐がほつれたちょっと汚いものでした。また、バッグも痛んだ男物のコールマンのリュックを背負っていたので、顔以外の点では田舎っぽいなと思いました。
手持ちのビニール袋にトウモロコシを入れていたのも印象的でした。彼女らは佐久平で降りて行きました。
最終地点の小諸駅には、14:13に到着しました。軽井沢に行くためには、しなの鉄道に乗る必要があり、この発車時刻までは時間があったので、近くで有名なグルメでも食べようと思い、「草笛 小諸本店」に行きました。近くには「懐古園」という小諸城址に残る公園がありました。
草笛でオススメの食べ物は「くるみ蕎麦」らしいので、それを注文しました。ホント長野って蕎麦ばっかりですね(いい意味で)。食べログにレビューを書きました。
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蕎麦を食べた後は、軽井沢行きの電車に乗るべく、しなの鉄道の切符を買いました。500円でした。もちろん自動改札ではなく、駅員に見せるスタイルです。
小諸駅は、JRと私鉄の出入り口が共通なので、降りる時にはどっちの会社の列車で来たのかを駅員さんにお伝えしないといけませんでした。
小諸は、島崎藤村の「破戒」の舞台の一つで、駅前のお土産屋も結構充実している感じだったので、もうちょっと散策できる時間があればよかったなと思いました。
●千曲川とのランデヴー




●かすれた駅の看板(佐久海ノ口らしい)

●小海駅の看板(他の駅よりも綺麗)

●小諸駅に到着〜

●小諸駅の駅舎

●駅内で野菜等を販売・・・

●駅外のオシャレなガーデン

●古風な駅の歩道橋

●しなの鉄道の券売機

●しなの鉄道の電車


●懐古園

●懐古園にも汽車?!

しなの鉄道ーJRで帰路へ
蕎麦を食べ終わった後は、14:52小諸発のしなの鉄道で、軽井沢まで行きました。小海線と比べれば、結構速度が出ていたかもしれません。途中区間にある駅は、小海線と同様に看板が読めないところもあるなど廃れた感じでした。
軽井沢駅には、15:20到着だったので30分程度で着きました。霧がすごかったです。途中で腹痛に襲われたので、駅で用をたしました。
旧駅舎をまじまじと見るのは初めてだったのでパシャりと撮りました。
信越線はその昔、群馬ー長野間を走っていましたが、今や撤廃となったので、軽井沢駅から群馬県の横川駅までは、運賃520円のバスで行きました。バスの乗り場は五番乗り場でした。
霧で視界が悪く、一瞬バスの乗り場がわからなかったので、時間通りに乗れるかどうか焦りました。
直接現金520円をバスの運転手さんに渡して乗車しました。
バスは国道18号のバイパス側を通りました。ここは2016年の初めに、スキー場行きの夜行バスの事故が起きた道だったので、慰霊碑が途中にありました。
バイパスじゃない方の道は、昔行ってみた眼鏡橋や坂本ダムがあります。
過去ブログ更新→【ダムマニア】中山道(国道18号)の旅からの坂本ダム@碓氷峠、その後貫前神社での初詣、高崎だるま市へ https://t.co/owtTh6HWJS #ダムマニア #坂本ダム #グンマー #食べログ #だるま市 #貫
— GIGLO(ギグロー) (@giglo_2020) January 3, 2019
バスに揺られて30分程度で、信越線横川駅に到着しました。横川駅も霧がすごかったです。高崎行きの電車まで15分以上あったので、近くの小川などを撮りました。ここで「峠の釜飯」を食べるほどの財力と腹の余力がありませんでした。
今や信越線の終着点ということもあって、線路がこの駅で閉ざされていました。
電車を待つこと15分、16:30発の高崎行きに乗り、高崎には17:02に到着しました。北高崎駅あたりから急に街っぽい感じになりました。高崎で何をするってわけでもなかったので、東口やイーサイトをぶらぶらしました。
イーサイトでフリアンパンの新種のみそパン「フランス黒ごまと特製みそ」が残り2個売られていたので購入しました。ゴマの香ばしさが感じられる珍しいみそパンでした。
目黒駅まで戻るために、18:14高崎駅発の湘南新宿ライン快速・国府津行きに乗車し、結局、21時には自宅に帰ることができました。電車に乗っている時間が多かったせいか、疲れはあまりありませんでした。
●しなの鉄道の読めない駅名(平原駅とのこと)

●軽井沢駅に到着!

●軽井沢駅の旧駅舎

●濃霧でバス乗り場が見えない・・・

●横川駅行きのバス乗り場

●バスの中

●横川駅(関東の駅百選とのこと)


●終点駅たる特徴


●信越線の電車


●信越線ホームから見える八高線(やったかせん)

●高崎駅東口

●東口のペデストリアンデッキが以前より伸びている?!

●イーサイト内のフリアンパンコーナー

まとめ
まとめとなりますが、私鉄やバスを利用(合計1020円)したにせよ、袋田の滝ツアーと同様に1日当たり2410円以上の旅は間違いなくできたのではないかと思います。
鈍行の正規料金で計上すると、目黒-野辺山の運賃は3410円、野辺山-小諸の運賃は1170円、横川-高崎の運賃は506円、高崎-目黒の運賃は1980円ですので、通常であれば7066円の運賃が必要だったでしょう。
特に小海線は急勾配を走り、千曲川の眺めの良い路線でしたので、車両の乗り心地や窓からの風景を楽しむことができました。
交通費以外に使ったお金は、レンタサイクル500円、ヤツレンのソフトクリーム400円、お土産など3000円、くるみそば1000円、みそパン216円の合計5116円でした。
以上、前回に引き続きちょっとしたルポルタージュでした。
~Fin~
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