【旅行】袋田の滝(茨城県久慈郡大子町)に電車(国鉄・JR)で行ってきた。
久しぶりに弾丸ツアーのルポルタージュを記しておきたいと思います。
今年はお休みをもらえる日が多くなったので、平日にちょっとした旅をしてみることとしました。
車を持っていないので旅を実施するに当たっては電車を使用しました。
最安の料金で行くために、夏休み中に購入できるJRの「青春18切符」を利用することとしました。
同切符は、指定券の自動販売機やみどりの窓口で購入できます。料金は一昔前よりも上がっていて、5枚綴りで12050円でした。
このため、1日当たり2410円以上の電車代がかかる場所に行かないと元が取れません。
都内を始点とした場合に、日帰りで何処に行くのがコスパが良さそうかを調べてみたところ、日光、水上、銚子、熱海、甲府あたりが候補に挙がってきました。
日光に以前行ったときに華厳の滝が霧の影響で見られなかったのを思い出し、滝にリベンジしたいと思ったので、候補にはありませんでしたが、茨城県の「袋田の滝」を目指してみることとしました。また、現地へのアクセス性を調べてみると、7月4日には、昨年の台風被害を受けていた水郡線の西金-袋田間の路線が復旧したところであるという情報をキャッチしたので、ここで行くしかない!と思いました。以下、復旧に係るニュース
一方、常磐線の往復だと行った道をただ帰るルートになってしまい、面白みが欠けてしまうと思ったので、水戸線や両毛線を使った北関東横断コースを実践してみることとしました。後半は間違いなく「乗り鉄ツアー」です。
当日午前中には、袋田の滝に着いておきたかったので、朝4時台の山手線に乗り、5時台の常磐線に乗り込むこととしました。野外活動っぽく、ゴアテックスのハットを被り、首にタオルを掛け、リュックを背負って、いざ旅立ちです。
五反田駅4:29発の山手線に乗車すべく、自宅を3:45に出ました。近くのレンタサイクルスポットで自転車を30分借りて、五反田駅で乗り捨てることとしました。
以下の五反田駅のリバーサイドステーションには、4:10頃に到着しました。

近くのファミマで眠気覚ましにMonster Energyとその他飲料水を購入しました。未明過ぎの五反田駅のホームはまさにその日の夜の街の終焉を知らせるように、甘い香りをした女性が多かったです。当時巨人のスター選手だった二岡が使用されたとされる北ホテルも煌々と朝靄の中で輝きを放っていました。以下、五反田駅のホームから撮影した写真です。


山手線を渋谷・新宿周りで移動し、日暮里で常磐線に乗り換えることとしました。日暮里駅でも、夜通し飲んで後に茨城県へ帰る人たちが多かったような気がします。皆さん、顔が疲れていました。という私も眠さで常磐線の記憶はほとんどなかったと思います。ただ、土浦を通過する際には三浦君を、牛久を通過する際には稀勢の里を連想しました。
朝の5時台は高校球児が多く、6時台には普通の高校生も乗車してきました。気づいたら水戸に到着したので、さっそく水郡線に乗り換えですね。乗換えのために一度ホームを上がると連絡通路の辺りに以下の横断幕と滝のオブジェがありました。

水郡線のホームに降りると、常陸太田行きの電車(E-130)が止まっていましたのでとりあえずパシャリ。また、壁には水郡線沿線ガイドマップがあったのでこれもパシャリ。


また、朝食を食べていなかったので、自宅で作ってきたライスボールをホームのベンチに座り食べました。腹が空いていると何でも美味いですね。包装が緩かったので、サランラップの空気をもっと美味く抜いとけば良かったです。乗車後も足りなかったのでもう一つ食べることとしました。


ローカル線ということもあり、乗客は区々でした。途中の常陸大宮では、学校があるせいかかなりの高校生が降車していきました。そこの駅を過ぎると、途端に車内の喧噪がなくなり、各車両に一人ずつというような感じでした。駅も力を入れているところとそうでないところの差が激しく、途中の西金(さいがね)という駅のホームは民家と隣接していました。家から出たら改札を無視して電車に乗れるという風景も珍しかったのでパシャリです。

朝7:28の水戸発に乗り、袋田に着いたのは8:43でした。他には2名ほど降車する人がいました。


天気は生憎の霧雨でした。この時間の到着となると滝までのバスは出ていないですし、タクシーも中々捕まらなさそうなので、当初の予定通り、「徒歩」で袋田駅から袋田の滝まで移動することとしました。Googleマップでは約3.2kmというところです。なかなかいい運動になりそうです。
ルートの序盤には、復旧工事中の水郡線の路線がありました。途中の坂道では、まだ現地から距離があるのに滝の石碑がありました。



坂を上がりきると、大子町のちょっとした町並みが見えてきました。地元のコンビニエンスストアっぽいところや小学校がありました。大子町の学校には、古くて趣のある校舎が残っていますね。途中の小川でも雰囲気のある橋がありました。



歩いて2kmほどたったところに、ついに「袋田の滝」の標識が見えました。この辺は温泉街としても知られているようで、温泉と滝の観瀑料が込みとなったツアーもあるようです。
恥ずかしながら「観瀑」という言葉を聞いたのは今回が初めてでした。



駅から歩いて約40分程度かかりましたが、滝の周辺の観光地に到着しました。イノシシや獣関連のお土産や鮎の塩焼きを売っているお店が多い印象でした。沼田の吹き割りの滝でも同様の光景を見ることができましたが、滝の近くのお土産屋では流木が売られていますね。参道っぽいところは、よく整備されているようでとてもきれいでした。



続いて、いよいよ滝そのものを見るために入場券販売所へ行きました。令和という新たな元号を祝う奉祝の看板もありました。コロナの時期なので、3密を避け、マスク着用が義務づけられておりました。正直、ここまで歩ってきたので、マスクをつけると熱中症になるのでは?という不安がつきまといました。まぁ、体は燃えるように熱かったのです。
入場券販売所で、観瀑料として300円を支払いました。正直、当初は滝を見るだけなのに金を払わなければならないことにいささか葛藤がありましたが、周辺の整備状況等を踏まえると納得がいきました。観瀑台をはじめとしてエレベータとかトンネルもありますしね。
入場券販売所の脇には、観瀑台へと続くトンネルの入口がありました。この時点で既に佐村河内並みに滝の音が聞こえていました。





トンネルの途中には、「恋人の聖地」なる恋愛的なパワースポットがありました。ここで縁を結ばれたアベックは果たしているのでせうか。一人旅に勤しむ身としては、行けど切ない石畳を越える感慨となりました。


この縁遠いパワースポットを経て、さらにトンネルを奥まで進んでいくと、第2観瀑台へのエレベータがありました。エレベータの前では、観瀑台へ案内する職員さんがおりました。さっそく、エレベータに乗って第2観瀑台まで移動しました。
何故最初に行くところが第1観瀑台ではなく、第2なの?という疑問はありましたが、まずは滝の全体を俯瞰してもらいたい意図があるようでしたね。第1よりも後に施設したビューポイントらしいです。第2の方がより高い位置から滝をのぞき込むことができるようです。ウッドデッキの自然に溶け込んだ雰囲気のある造りでした。





第2観瀑台には、大子町長と町職員が大子町のPR動画の撮影をやっていました。ご厚意でゆるキャラの写真を撮らせてもらいました。「たき丸」という名前らしいです。蒸し暑い日だったので中の人は大変そうでしたね。滝のPRもそうですが途中で見た旧校舎の維持もこの町を応援したい要素です。


その後に行った第1観瀑台は、第2よりもがっちり作られた昔ながらの造りでした。


ではでは、第1と第2観瀑台から撮影した写真をペタペタ貼りたいと思います。第1観瀑台では、滝の水しぶきがカメラを濡らして大変でした。その日の霧雨との区別が全くつきませんでしたので、晴れた日にでも行く機会があればいいなぁーと思いました。ですが、梅雨の時期で水量が多かったので、音や水しぶきの迫力はありました。滝の下流には、川を渡る橋が架かっており、ここにもアクセスできました。







橋は、揺れが地味に怖かったので渡りきることができませんでした。完全にビビりです。でも、本能的に危ないと思ったのがあながち間違いではなかったらしく、橋の危険性を示す注意書きの看板がありました。




最後にやっつけで動画もまとめてみました。
帰りも同じ道を駅までひたすら歩くこととしました。帰り際には気温が上がり、地面の水分が蒸発してきたせいか、めちゃくちゃ湿度が上がってきたような気がしました。帰り道の体力的な疲れは、この後もずっと忘れないでしょう。そして普段から歩く人が少ないせいか、地元民にはじろじろと見られます(^^;。
蛇の干からびた死骸を踏みそうになったり、不意に衝突してくる昆虫も多いので、徒歩で行くメリットはあまりないかもしれません。現に徒歩で移動する者はわたしくらいしかいませんでした。以下途中で撮影した久慈川の様子と駅で待機しているときの写真です。袋田駅にもバカでかいカミキリムシや顔めがけて飛んでくる虻や蜂などがおり、都会では見られないこれらの生物との遭遇がとても新鮮でした。



11:26袋田駅発の水郡線に乗車することとしました。滝ツアー的には徒歩での移動を含めて約2時間30分くらいでした。お土産などを見ていたら3時間はかかるでしょう。再三申し上げますが、徒歩でのアクセスはおすすめしません。特にこの時期は。

水郡線と久慈川のランデヴーを経て、12時過ぎに水戸に戻ることができました。北関東鉄道横断をすべく水戸線に乗り換えなくてはと思っていたのですが、水戸線の始発は水戸駅ではなく、常磐線沿線にある「友部駅」でした。とりあえず、友部から栃木県の小山駅まで行くこととしました。北関東平野の田園風景がよく見える路線でしたが、疲れすぎて写真が撮れなかったのが痛恨の極みです。13時に水戸を出てから順調に進み、14時過ぎには小山駅に到着しました。白鵬大学なる学校が近くにありました。


小山駅からさらに両毛線に乗って、グンマーの高崎まで移動します。小山駅における両毛線の扱いはひどいもので、めちゃくちゃ改札からホームまで遠かったです。


両毛線は、桐生駅や伊勢崎駅で10分停車をしたり、結構のろのろな路線でした、15時過ぎに小山駅を出て高崎駅に着いたのは17時過ぎでした。久しぶりに西口付近をぶらりと。昔行ってた書店がまだ営業していることに驚きました。また、高崎に着いたときにはめちゃくちゃおなかが空いていたので、近場で夕食をとることとしました。


高崎駅近傍で夕食としてラーメンを食べたお店の食べログレビューは以下のとおりです。
夕食をとった後は、通称・国鉄八高(やったか)線で帰路につきました。相変わらず、上信電鉄と同じように高崎駅の端っこに位置していました。ヂーゼル駆動であることから電車とは言えないこの列車にも、学校帰りの高校生がかなり乗っていました。


結びとなりますが、1日当たり2410円以上の旅は間違いなくできたのではないかと思います。
鈍行の正規料金で計上すると、五反田-袋田の運賃は3080円、袋田-小山の運賃は2310円、小山-高崎の運賃は1694円、高崎-五反田の運賃は1980円ですので、通常であれば9064円の運賃が必要だったでしょう。
ですが、電車に乗っている時間が圧倒的に多いです。車両の乗り心地や窓からの風景を楽しめる人にとってはおすすめのたびになるかと思います。
重ねて申し上げますが、袋田駅から滝まで移動するには、体力等に自信がない限り「徒歩はやめた方が良い」です。
以上、ちょっとした旅のルポルタージュでした。
~Fin~
今年はお休みをもらえる日が多くなったので、平日にちょっとした旅をしてみることとしました。
車を持っていないので旅を実施するに当たっては電車を使用しました。
最安の料金で行くために、夏休み中に購入できるJRの「青春18切符」を利用することとしました。
同切符は、指定券の自動販売機やみどりの窓口で購入できます。料金は一昔前よりも上がっていて、5枚綴りで12050円でした。
このため、1日当たり2410円以上の電車代がかかる場所に行かないと元が取れません。
都内を始点とした場合に、日帰りで何処に行くのがコスパが良さそうかを調べてみたところ、日光、水上、銚子、熱海、甲府あたりが候補に挙がってきました。
日光に以前行ったときに華厳の滝が霧の影響で見られなかったのを思い出し、滝にリベンジしたいと思ったので、候補にはありませんでしたが、茨城県の「袋田の滝」を目指してみることとしました。また、現地へのアクセス性を調べてみると、7月4日には、昨年の台風被害を受けていた水郡線の西金-袋田間の路線が復旧したところであるという情報をキャッチしたので、ここで行くしかない!と思いました。以下、復旧に係るニュース
JR東日本(東日本旅客鉄道)水戸支社は、2019年10月の台風で被災し、運行を見合わせている水郡線の西金駅~常陸大子駅間について、全線復旧は2021年夏ごろになるという見通しを発表した。
一方、常磐線の往復だと行った道をただ帰るルートになってしまい、面白みが欠けてしまうと思ったので、水戸線や両毛線を使った北関東横断コースを実践してみることとしました。後半は間違いなく「乗り鉄ツアー」です。
当日午前中には、袋田の滝に着いておきたかったので、朝4時台の山手線に乗り、5時台の常磐線に乗り込むこととしました。野外活動っぽく、ゴアテックスのハットを被り、首にタオルを掛け、リュックを背負って、いざ旅立ちです。
五反田駅4:29発の山手線に乗車すべく、自宅を3:45に出ました。近くのレンタサイクルスポットで自転車を30分借りて、五反田駅で乗り捨てることとしました。
以下の五反田駅のリバーサイドステーションには、4:10頃に到着しました。

近くのファミマで眠気覚ましにMonster Energyとその他飲料水を購入しました。未明過ぎの五反田駅のホームはまさにその日の夜の街の終焉を知らせるように、甘い香りをした女性が多かったです。当時巨人のスター選手だった二岡が使用されたとされる北ホテルも煌々と朝靄の中で輝きを放っていました。以下、五反田駅のホームから撮影した写真です。


山手線を渋谷・新宿周りで移動し、日暮里で常磐線に乗り換えることとしました。日暮里駅でも、夜通し飲んで後に茨城県へ帰る人たちが多かったような気がします。皆さん、顔が疲れていました。という私も眠さで常磐線の記憶はほとんどなかったと思います。ただ、土浦を通過する際には三浦君を、牛久を通過する際には稀勢の里を連想しました。
朝の5時台は高校球児が多く、6時台には普通の高校生も乗車してきました。気づいたら水戸に到着したので、さっそく水郡線に乗り換えですね。乗換えのために一度ホームを上がると連絡通路の辺りに以下の横断幕と滝のオブジェがありました。

水郡線のホームに降りると、常陸太田行きの電車(E-130)が止まっていましたのでとりあえずパシャリ。また、壁には水郡線沿線ガイドマップがあったのでこれもパシャリ。


また、朝食を食べていなかったので、自宅で作ってきたライスボールをホームのベンチに座り食べました。腹が空いていると何でも美味いですね。包装が緩かったので、サランラップの空気をもっと美味く抜いとけば良かったです。乗車後も足りなかったのでもう一つ食べることとしました。


ローカル線ということもあり、乗客は区々でした。途中の常陸大宮では、学校があるせいかかなりの高校生が降車していきました。そこの駅を過ぎると、途端に車内の喧噪がなくなり、各車両に一人ずつというような感じでした。駅も力を入れているところとそうでないところの差が激しく、途中の西金(さいがね)という駅のホームは民家と隣接していました。家から出たら改札を無視して電車に乗れるという風景も珍しかったのでパシャリです。

朝7:28の水戸発に乗り、袋田に着いたのは8:43でした。他には2名ほど降車する人がいました。


天気は生憎の霧雨でした。この時間の到着となると滝までのバスは出ていないですし、タクシーも中々捕まらなさそうなので、当初の予定通り、「徒歩」で袋田駅から袋田の滝まで移動することとしました。Googleマップでは約3.2kmというところです。なかなかいい運動になりそうです。
ルートの序盤には、復旧工事中の水郡線の路線がありました。途中の坂道では、まだ現地から距離があるのに滝の石碑がありました。



坂を上がりきると、大子町のちょっとした町並みが見えてきました。地元のコンビニエンスストアっぽいところや小学校がありました。大子町の学校には、古くて趣のある校舎が残っていますね。途中の小川でも雰囲気のある橋がありました。



歩いて2kmほどたったところに、ついに「袋田の滝」の標識が見えました。この辺は温泉街としても知られているようで、温泉と滝の観瀑料が込みとなったツアーもあるようです。
恥ずかしながら「観瀑」という言葉を聞いたのは今回が初めてでした。



駅から歩いて約40分程度かかりましたが、滝の周辺の観光地に到着しました。イノシシや獣関連のお土産や鮎の塩焼きを売っているお店が多い印象でした。沼田の吹き割りの滝でも同様の光景を見ることができましたが、滝の近くのお土産屋では流木が売られていますね。参道っぽいところは、よく整備されているようでとてもきれいでした。



続いて、いよいよ滝そのものを見るために入場券販売所へ行きました。令和という新たな元号を祝う奉祝の看板もありました。コロナの時期なので、3密を避け、マスク着用が義務づけられておりました。正直、ここまで歩ってきたので、マスクをつけると熱中症になるのでは?という不安がつきまといました。まぁ、体は燃えるように熱かったのです。
入場券販売所で、観瀑料として300円を支払いました。正直、当初は滝を見るだけなのに金を払わなければならないことにいささか葛藤がありましたが、周辺の整備状況等を踏まえると納得がいきました。観瀑台をはじめとしてエレベータとかトンネルもありますしね。
入場券販売所の脇には、観瀑台へと続くトンネルの入口がありました。この時点で既に佐村河内並みに滝の音が聞こえていました。





トンネルの途中には、「恋人の聖地」なる恋愛的なパワースポットがありました。ここで縁を結ばれたアベックは果たしているのでせうか。一人旅に勤しむ身としては、行けど切ない石畳を越える感慨となりました。


この縁遠いパワースポットを経て、さらにトンネルを奥まで進んでいくと、第2観瀑台へのエレベータがありました。エレベータの前では、観瀑台へ案内する職員さんがおりました。さっそく、エレベータに乗って第2観瀑台まで移動しました。
何故最初に行くところが第1観瀑台ではなく、第2なの?という疑問はありましたが、まずは滝の全体を俯瞰してもらいたい意図があるようでしたね。第1よりも後に施設したビューポイントらしいです。第2の方がより高い位置から滝をのぞき込むことができるようです。ウッドデッキの自然に溶け込んだ雰囲気のある造りでした。





第2観瀑台には、大子町長と町職員が大子町のPR動画の撮影をやっていました。ご厚意でゆるキャラの写真を撮らせてもらいました。「たき丸」という名前らしいです。蒸し暑い日だったので中の人は大変そうでしたね。滝のPRもそうですが途中で見た旧校舎の維持もこの町を応援したい要素です。


その後に行った第1観瀑台は、第2よりもがっちり作られた昔ながらの造りでした。


ではでは、第1と第2観瀑台から撮影した写真をペタペタ貼りたいと思います。第1観瀑台では、滝の水しぶきがカメラを濡らして大変でした。その日の霧雨との区別が全くつきませんでしたので、晴れた日にでも行く機会があればいいなぁーと思いました。ですが、梅雨の時期で水量が多かったので、音や水しぶきの迫力はありました。滝の下流には、川を渡る橋が架かっており、ここにもアクセスできました。







橋は、揺れが地味に怖かったので渡りきることができませんでした。完全にビビりです。でも、本能的に危ないと思ったのがあながち間違いではなかったらしく、橋の危険性を示す注意書きの看板がありました。




最後にやっつけで動画もまとめてみました。
帰りも同じ道を駅までひたすら歩くこととしました。帰り際には気温が上がり、地面の水分が蒸発してきたせいか、めちゃくちゃ湿度が上がってきたような気がしました。帰り道の体力的な疲れは、この後もずっと忘れないでしょう。そして普段から歩く人が少ないせいか、地元民にはじろじろと見られます(^^;。
蛇の干からびた死骸を踏みそうになったり、不意に衝突してくる昆虫も多いので、徒歩で行くメリットはあまりないかもしれません。現に徒歩で移動する者はわたしくらいしかいませんでした。以下途中で撮影した久慈川の様子と駅で待機しているときの写真です。袋田駅にもバカでかいカミキリムシや顔めがけて飛んでくる虻や蜂などがおり、都会では見られないこれらの生物との遭遇がとても新鮮でした。



11:26袋田駅発の水郡線に乗車することとしました。滝ツアー的には徒歩での移動を含めて約2時間30分くらいでした。お土産などを見ていたら3時間はかかるでしょう。再三申し上げますが、徒歩でのアクセスはおすすめしません。特にこの時期は。

水郡線と久慈川のランデヴーを経て、12時過ぎに水戸に戻ることができました。北関東鉄道横断をすべく水戸線に乗り換えなくてはと思っていたのですが、水戸線の始発は水戸駅ではなく、常磐線沿線にある「友部駅」でした。とりあえず、友部から栃木県の小山駅まで行くこととしました。北関東平野の田園風景がよく見える路線でしたが、疲れすぎて写真が撮れなかったのが痛恨の極みです。13時に水戸を出てから順調に進み、14時過ぎには小山駅に到着しました。白鵬大学なる学校が近くにありました。


小山駅からさらに両毛線に乗って、グンマーの高崎まで移動します。小山駅における両毛線の扱いはひどいもので、めちゃくちゃ改札からホームまで遠かったです。


両毛線は、桐生駅や伊勢崎駅で10分停車をしたり、結構のろのろな路線でした、15時過ぎに小山駅を出て高崎駅に着いたのは17時過ぎでした。久しぶりに西口付近をぶらりと。昔行ってた書店がまだ営業していることに驚きました。また、高崎に着いたときにはめちゃくちゃおなかが空いていたので、近場で夕食をとることとしました。


高崎駅近傍で夕食としてラーメンを食べたお店の食べログレビューは以下のとおりです。
17時以降にラーメンを頼むとハイボール無料(39ガッツ)-高崎青春ブタ二郎
17時以降にラーメンを頼むとハイボール無料
夕食をとった後は、通称・国鉄八高(やったか)線で帰路につきました。相変わらず、上信電鉄と同じように高崎駅の端っこに位置していました。ヂーゼル駆動であることから電車とは言えないこの列車にも、学校帰りの高校生がかなり乗っていました。


結びとなりますが、1日当たり2410円以上の旅は間違いなくできたのではないかと思います。
鈍行の正規料金で計上すると、五反田-袋田の運賃は3080円、袋田-小山の運賃は2310円、小山-高崎の運賃は1694円、高崎-五反田の運賃は1980円ですので、通常であれば9064円の運賃が必要だったでしょう。
ですが、電車に乗っている時間が圧倒的に多いです。車両の乗り心地や窓からの風景を楽しめる人にとってはおすすめのたびになるかと思います。
重ねて申し上げますが、袋田駅から滝まで移動するには、体力等に自信がない限り「徒歩はやめた方が良い」です。
以上、ちょっとした旅のルポルタージュでした。
~Fin~
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