【必見】他の人に何か自慢されたときの対応〜ステルス自慢など〜
自慢されたときの対応
1.はじめに
普段、職場の上司や同僚、身近な人に自分の自慢話ばかりされて、ウンザリした経験はありませんか?いつも自慢ばかりしてくる相手だと、あまり付き合いたくなくなりますが、共に仕事をする相手だと無視するわけにもいきませんよね。
でも、ただ我慢して自慢話を聞かされてばかりだと、こちらのストレスもたまる一方です。
それでは、周囲に自分の自慢ばかりする人がいる場合、一体どのように対応すればよいのでしょうか?
その場の空気を壊さずに、自慢をかわしたり、うまく吸収したりする対応策を練ってみましたので、困ったときはぜひ参考にしてください。
2.よく自慢する人の特徴
身の回りで自慢ばかりする人は、どのような人がいるでしょうか?あらかじめ、そういった人の「人となり」を理解しておけば、自慢の内容をある程度予想することができ、自慢された時の対処を容易にすることができると思います。
では、自慢する人がどのような行為をするのかを読み解くことで、その特徴を帰納的に導き出していきましょう。
2−1.自慢行為の具体例
では、自慢する人はどのような行為をするのでしょうか?少し具体的にその特徴をいくつかピックアップしてみました。
- 武勇伝を話したがる
- 偉人との繋がりをアピールする
- ブランド品を買い、高級店に行く
- 上から目線な態度をとる
- 自虐的なことを言う
- 自己アピールポイントを示唆する
上記の1.〜3.については、誰でも「あ、これは自慢だ!」とわかると思いますが、4.から6.については、少しわかりにくいと思いますので、その内容を書いてみます。
上から目線な態度をとるときというのは、誰かにアドバイスをしたりするケースが多いかと思います。
そのようなアドバイスをするときには、自分がしてきたことを相手に押し付ける行為にも繋がることから、結果的に自慢話に帰結する可能性が高いです。
また、自分の得意分野の視点で物事を見がちという点でいえば、プライドも高いのでしょう。
例:「そんなんだから失敗するんだよ。俺が新人のときには~…」
自虐的なことを言う人も、自慢する人の特徴です。
自虐に見せかけたスタイルの自慢であることから、皮肉っぽい人ほどこの手の自慢をすることが多いです。
例:「最近3時間しか寝てなくて辛いわ~」
→ 忙しい自慢
例:「タイプじゃない人からの告白ばっかりで嬉しくないわ〜」
→ モテ自慢
例:「(外車所有者)車検時のパーツ交換で部品の輸入待ちなのが時間かかって辛いわ」
→ 車自慢
これは、巷でいうところの「間接自慢」や「ステルス自慢」と呼ばれるもので、本当にアピールしたい事やモノを隠して、その周辺情報のみを発信する自慢手法です。
直接的に自慢の核心部を示すものではないことから、受け手の捉えようによって自慢かどうかは分かれますが、見せ方を工夫している点では、一般的に賢い人ほどこの方法を使用しています。
具体例として挙げるとすれば、インスタグラムなどのSNSで、写真に添えられた文章とは関係なしに、高級ブランド品、高級ホテル、シェイプアップした体の一部などを写真にさりげなく紛れ込ませることが、これに該当します。
2−2.自慢する人の特徴
次に、何故こういった自慢行為をするのかということを見ていきましょう。自慢する目的は、大体以下のようなものだと思います。
周りの人が褒められている中、あまり褒められることがないと、つい自己アピールしがちになりますよね。
まぁ、俗に言う「かまってちゃん」ですね。
子どもの頃に両親や学校の先生に褒められた経験があまりにも少ないと「褒められたい!」という欲が溢れ出ることがあるようです。
単純に気にくわないから、上下関係を明確にしたいからという理由で、相手が為したこと対して、自分の自慢を被せて、相手に敗北感を味わわせることが目的です。
一方で、マウンティングされるきっかけとなった事に自慢要素があった場合には、どっちもどっちということでしょうかね。
例:A「わしは投資で資産を10%増やした。」
B「たった10%?わしは寝てるだけで15%増やしたで。」
自分が好意を寄せている人や気になる人に「ステキ!」と思われたい心理が働き、つい自分を積極的にアピールするために自慢話をするケースもありますよね。
自慢話をすることによって、「わしはこんなにすごいんや!どう?気になるでしょ?」と自分を大きく見せようとアピールするのですが、逆効果となる蓋然性しかないでしょうね。
自慢話をする人の心理として、現状に満たされていないことがとても多いです。
今いる現状に不満を感じていて、その不満を自慢により満たそうとする傾向があります。
大体自慢を見聞きした人たちは、心で思ってなくても「すごいね」など返してくれるので、その瞬間は「自分の存在意義」が認められた気持ちになります。
現状に満たされていない欲求を発散する手段はたくさんありますが、その人にとって自分の心を満たす方法がたまたま自慢話だったのでしょう。
周囲に自慢話をして一時的に満たされた気分になりますが、根本的な解決には繋がっていないので定期的に自慢するようになります。
自分が思い描いたものよりも高い地位に就けなかったり、思うように実績を得られなかったりすると、自分の中やその周辺に存在する価値のありそうなものを必死に探すのです。
そして、学歴、年収、資産、容姿、パートナー、身内、知人などという「自慢できそうな武器」を披露したがる心理が働き出します。
正直、「虎の威を借る狐」にもなる行為も含まれることから、心の中では全員から「お前は別にすごくないのにね…」と鼻で笑われています。
2−3.自慢する人の共通点
上記の特徴等を踏まえて、自慢する人に共通することとして、俗に言うこのような人は、「自分の生き方、最高(3150)や!この生き方しない奴なんて損やろ!」や、「自分はこんなにすごいのに何故誰も理解してくれないんや・・・。せや!自分から発信したろ!」と思いが強いのでしょうね。次の瞬間には、自ずと会話の中で自己アピールしたり、SNSで発信したりしちゃってます。
要するに、周りから「すごいね」、「イイね」というたった一言が欲しいんです。
そして、そういう一言が欲しいために、意味不明な身内自慢をしたり、良さがわからないのに高級ブランド品を買ったり、味がわからないのに高級レストランに行ったりするのです。
3.自慢されたときの対処方法
さて、会話の内容の大半が"武勇伝"であったり、こちらが話した後に「自分の場合は〜」とすぐに返されたりすると、話を聞く相手もいなくなりそうですよね。また、大体どの目的で自慢するにしろ、自慢された側にとっては、基本的に不快感しか残らないでしょう(あとはちょっとかわいそうだなと思うところもありますね。)。
そこで、まず前提条件として認識しなければならないことは、誹謗中傷、いじめや差別などと同様に、人間社会を生きる以上「自慢行為」はこの世からなくならないということです。自慢行為を根絶やしにする事にエネルギーを使ってしまってはイケマセン。
その上で、仕事で毎日会っている同僚、たまに会う身内・友人など自分に関係する人の中から、嫌われたら業務上(又は生活上)困る人や、嫌われても全く構わない人を区別して、自慢を受けた場合の対処法を決めていきます。
3−1.その場の空気を壊さず対応する
これは対処法でもなんでもありませんが、相手の自慢に共感するふり(大人な対応)をすることで、その場の空気を壊さず済ませる方法です。相手の目を見ながら「さすが、〇〇ですね。」、「それはすごいですね!」など対応すれば、人間関係にも角が立つことはありません。
特に、職場の直属上司など嫌われたら少し困るような人に対して、使用するのがベストです。
この対応は、心に余裕のある人なら誰でもできるやり方ですので、可能な方は是非寛大な一言をかけてやってください。
一方で、友達レベルの人々に対しては、「前にもその話を聞きましたわ!w」や、「ほーん、で?そのココロは?」などと明るく対応してあげましょう。
3−2.ゲーム感覚で対応してみる
これは色々とパターンを分けて対応する方法ですが、以下に示すような対応が上手くいけば、思わぬ利益に繋がったり、今後の相手の自慢を遮断するきっかけになり得ます。相手が自慢話をしてきたときに「そうなんですね!あ、それで思い出したのですが…」と話題をスライドさせ、自然と話題をすり替えることで、自慢話の継続を断ち切る方法です。
上手く断ち切ることができれば、見事にゲームクリアとなりますが、不自然な切り返しをすると相手の怒りを誘ってしまう可能性が高いので難易度は非常に高いです。
一方で、嫌われても全然構わないと思ってる人に対しては、不自然な対応をしても、私の自慢話を聞かない人なんだと思われて、今後自慢されることがなくなる可能性があるので、結果オーライでゲームクリアになりますね。
他人に自慢されても、ただ対応に疲れたり、イライラしたりすることがほとんどです。
心に余裕があれば、そこでちょっと"イジってみる"のもアリだと思います。
例えば、「じゃあ、そのとき〇〇さんは何をしてたんですか?」など、自慢に対して質問を繰り返し行うことで、矛盾する点などを探ってみるのも面白いです。
また、逆に過剰に煽(おだ)てて気持ちよくさせたらどんな反応をするかというのも見てみる価値があると思います。
上手くいけば、途中で相手のボロが出てきて"実は中身がないこと"を暴くことができたり、褒めちぎった挙句相手を有頂天状態にしたり、また人によってはただの自慢話から思わぬ裏話を知り得たりします。
いずれにせよ、ストレスを感じていた時間を有意義な時間に変えることができれば、見事ゲームクリアとなります。
自慢してくる相手が、職場の自身の人事評価者であったり、あるいは取引先の人であったりする場合、自慢に上手く応対できれば、自分の給料や業績などが良い方向へ繋がる可能性があります。
話を前のめりで聞き、小太鼓を片手に"幇間芸"をすることになるのですが、「すごいですね!」や「さすがですね!」の一言では、相手を最大に気持ちよくさせることは難しいです。
そして咄嗟に具体的に何がすごいのかなどを褒めちぎるのはとても難しいです。
そこで、一番楽な方法は、相手の言ってきたことを復唱するやり方です。
例:「〇〇したんですね!すごいです!自分なら難しくてできないです!」
「〇〇したんですね!そういう人この職場で初めてなんじゃないですか?」
所詮、どれもこれも貴方の掌の上の出来事だと思って、上手くいけばゲームクリア!という感覚で実践してみてください。
ここでは、取り上げなかったSNSでよく見るような"ステルス自慢"については、基本的に「褒められることを待っている」だけなので、気づかないふりをしてスルーしたり、時間があれば皮肉っぽく核心に迫らないコメントをしてイジってあげるのが一番です。
4.まとめ
多くの方々は、「他人の自慢行為」を見たり聞いたりするたびに、リアクションに困ったり、あるいはマウントを取られているかのような不快な気持ちになったりすると思います。ですが、自慢行為、自慢する原因、自慢する人の特徴等をあらかじめ認識しておくことによって、自分の心に余裕を持たせたり、その対処法を練っておくことができます。
是非、相手を手玉にとって、ゲーム感覚で対応してみてください。
一方で、自慢というものは、イジメなどと同じで、相手の捉えようによって決まります。たとえそれが、自分は事実を述べているだけで、自慢をしているわけではないと思っていてもです。
なるべく発言や行動の前に、その行為により周りの人が不快にならないかどうかを再考してみることが一番良いですが、どうしても自慢したい場合は、「これだけ自慢させて!」などと断りをいれた上で正直に吐露した方が、そこまで悪い印象とはなりません。
いずれにせよ、何かを発信する際には、「他人が見たらどう思うか?」などに気を付けたいところですね。
〜Fin〜
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