NO. NEW NAME 〜Too Loose Life〜

【日常】新型コロナウイルス騒動...緊急事態宣言等を踏まえた自粛期間中の過ごし方、期間中に得たもの、考えたことなど

2020/06/19
日常 0
新発見
はじめに
 新型コロナウイルスの感染症対策として、数ヶ月にわたる自粛期間を経たところですが、国のお達しにより6/19から他の都道府県をまたぐ往来もOKとなったことを受け、これまでの新型コロナウイルスにまつわる身の回りの変化等を月別にGIGLO的な視点で振り返ってみることとしました。

 また、まったく働かない2ヶ月間に及ぶ在宅期間もあったので、そこら辺についてもまとめてみました。




1.月報(2月~6月)

2020年2月
 この時点では、新型コロナウイルスの感染範囲は横浜クルーズ船に関連するもののみで、全く関係のないことと思っていたため、2月16日に開催された秩父のウイスキー祭り2020にも参加してきました。

 どこかの医師が、クルーズ船の中はカオスや!ということをYouTubeにアップしていたのが、Sengoku38を彷彿させ、とても印象的でした。船内の一部分を取り上げてヤバいと話す様子を揶揄するように、「1を見て10を話す」という言葉の使われ道を改めて認識することができました。

 株価もなんだかんだ安定していると思っていたので、日本航空を100株、リテールパートナーズを100株購入しました。日本航空については3200円/株のときに購入したので、この後、ちょっとした地獄を見せられることとなりました。


2020年3月
 初旬には、まだまだ我が身に降りかからないであろうと思っており、普通に居酒屋、焼き肉などに行っていました。居酒屋では、コロナビールが風評被害を受けているらしいので、それを頼んでみますか!といった会話もありました。このときくらいに、「ロックダウン」、「オーバーシュート」、「クラスター」といった言葉が出てきたのではないかと思います。

 3月後半になると、段々と感染者が増加による自粛ムードが顕著になり、お店は営業していてもお客が全く入らない状態となっていました。現に、いつも混んでいるお店に試しに飲みに行ったら、一人もお客がいない状況でした。。。

 株価も最悪でした。毎日のように株価が下落していき、どこが底値なのか全くわかりませんでした。日経平均が2万円を切ったらやばいと思っていましたが、予想をさらに上回り結局1万6千円ほどまで急落しました。このとき、損切りというテクニックを持ち合わせていなかったので、わたくしの含み損は200万円に達しましたが、なけなしのお金でグローセルとビックカメラをそれぞれ100株ずつ買いました。また、メキシコペソも4.2円台まで下がったので、20万通貨ほど購入しました。

 緊急事態宣言が発令されることがほぼ確定的になってきた頃、職場も2班・曜日ごとの交代制となり、週の半分は自宅待機となりました。自宅待機初日の3月30日の朝、日テレでスッキリを見ていると「志村けん死去」の速報が流れました。この日を境に新型コロナウイルスの恐怖を感ぜざるを得なくなったかもしれません。日本の喜劇王、コロナで逝く。。。


2020年4月
 3月の後半には緊急事態宣言が発令されるかと思っていましたが、なんだかんだ4月7日にずれ込みました。発令後には、理髪店も営業休止になるだろうと思い髪を切りに行きました。街中のドラッグストア等では、トイレットペーパー等の紙製品、マスクとアルコールは常に品切れでした。

 週の半分は職場に電車で通勤していましたが、電車の乗車率は明らかに低くて驚きました。感染症予防対策として、電車は窓が開けられておりましたが、乗客にも対面には誰もいないように1個空けて座るという不文律が存在し、これが無意識に守られているような気がしました。

 職場帰りには、飲食店も営業していないし、スーパーも時短営業だったので、仕事の終わりが遅いときにはコンビニしか頼るところがありませんでした。この頃、家のハンドソープがなくなってしまったので、経済産業省が効果があると喧伝していた食器用洗剤で手を洗ってました。4月の最終週には人事異動があり、違う部署に配属されることとなりました。これまで週の半分を通勤となっていたところ、新しい部署では原則在宅となり、職場に直接顔を出す必要がなくなりました。


2020年5月
 5月はうれしい大型連休で始まりましたが、緊急事態宣言の発令期間が5/7から5月末までに早々に変更されることが決まっていたため、今年はグンマーに帰ることなく都内の自宅で過ごしました。大型連休中には地元でBBQしようというお誘いもあったのですが、もし自分が感染していたらと思うと泣く泣く断らざるを得ない状況でした。

 山梨県の女性が感染しているかもしれないと気づきながらも、地元でBBQしたというニュースもありましたが、人間、これだけ制限されていれば一定数ハミ出てしまうのもしょうがないでしょうかね。ときたま、緊急事態宣言中に遊びに出かけた著名人も、週刊誌やら自粛警察なる人々に暴かれてしまい、非難されることも少なからずありました。

 株価は、ひと山を越えたようで5月に入る前に急騰し始め、わたくしの200万円あった含み損も半分の100万円となりました。リテールパートナーズも2倍の株価になったので売ってしまいました。メキシコペソも石油の価格が戻ってくるにつれて徐々に上昇したため、3月に自身の勘を信じて弾込めした甲斐がありました。

 仕事も全くやることがないので、洗濯や料理なぞをこれまで以上に取り組みました。近所の買い物の際の移動が捗るように、メキシコペソで儲けた30万円ほどで新たにHondaのスクーター(Gyro X)を購入しました。


2020年6月
 6月に入ると、感染第2波の影響が懸念されつつも、緊急事態宣言や東京アラートなどの公式のお達しはほとんど解除され、飲食店の営業再開などの経済活動が認められるようになりました。日常品も流通し始めたおかげで、マスクなどもちゃんと購入できるようになりました。

 株価の上昇率は5月に比べて鈍くなり、これまでの各社の経営状況が今後どのように株価に反映されていくのかが見えにくくなりました。メキシコペソで儲けたお金で、とりあえず平和を300株買い足しましたが、今後の大幅な減配等を受けもっと株価が下がったときに買えば良かったと思える時が来るのではないかと不安になりました。この不安は、どの銘柄にも共通して言えることなんじゃないかなぁ~と思います。なお、所有していた大部分のメキシコペソは、ビビって5.0円に達した6月の初めに売り払っちゃいました。流動資産は全体的に見ればまだまだマイナスの状況です。

 とりあえず、5月に引き続き仕事は原則在宅であり、やることもなかったのですが、なんだかご飯を買いに行くことすらダルく、ウーバーイーツに頼ってしまう日もありました。とりあえず生活のクオリティーで言えば、「落ちるところまで落ちたな」と思うときが幾分あったなという気がしました。

 話は急に変わりますが、プロ野球の開幕日もなんと6/19に決定したとのことで、個人的にはようやく今年が始まる気がします。
 


2.働いていない在宅期間中の過ごし方

 基本的にというか、性格的に出不精なので、自粛を強いられたとしても特にストレスを感じることはなく、ネットサーフィン、映画鑑賞、読書等により淡々と過ごすことができました。働く時間が減り、給料も下がったので、食材を購入し自炊する時間と睡眠時間が増えました。一方でガス代と電気代が少し増えました。

 在宅期間中は、ほぼノーワークだったので、わたくしの究極の目標である「ALL PLAY NO WORK」が達成されていたと言っても過言ではありませんでしたが、事前に何をPLAYすれば良いのかの整理が進んでいなかったため、もてあました退屈さと自身の無能さに絶望し、もがき苦しむ羽目になりました。

 結局、働いているときでもできるようなネットサーフィン、映画鑑賞、読書等の時間が増えたに留まり、起きて食って寝る生活に「作って」が追加されただけで、過ごし方については従来と何ら変化はありませんでした。

 やはり、己一人で完結できる楽しみって底が知れているので、突き抜ける感じがあんまりないんですよね。人間社会で生きている以上、飲み会でも何でもいいですけど、複数人で共感できる楽しみも必要だなと思いました。

 この期間に仕事上必要な能力を身につけてこい!ということは特に課せられているわけではありませんでしたが、自分がこれまで読んできたハウツー本の影響からか、この機会を自己研鑽に使え!時間を無駄にするな!という偉人又は先人たちの教えがねっとりと脳裏に貼り付き、その是非についていつまでも逡巡してしまう気持ちの悪い時間を過ごしてしまったなと思いました。

 みなさん安心してください。
 結局私自身は人様に自慢できるようなものは何も身につけることはありませんでした。

 ですが、「ゆるゆるライフ」という意味では、堅苦しい仕事は全くなく悠然と過ごせていたので、そのとおりだったかなと思います。


3.働いていない在宅期間中に得たもの

 前述のとおり、他人に自慢できるようなものを得たわけではありません。主に3点ほど在宅期間中に得たものを紹介させていただきます。

 1個目は「ムダ知識」です。考える時間が増えたことにより、世の中の疑問にぶつかることが多くなりましたが、それらの解を知った途端に「へぇ」で終わることも多くなりました。このような実益に直結しないQ&Aに腹立たしさを覚えつつも、知らなかったことを知るという観点では、何となく気分が収まるので、個人プレーとしては優秀な遊びだと思いました。
 結果、在宅期間中に得たものは、「タダという2文字は、なぜ無料(むりょう)という意味を有するのか。」などの語句の意味や漢字の読み方などのいわゆる役に立たない知識ばかりでした。
 
 2個目は「自炊」です。収入減により自炊をある程度するようになったので、料理器具のメンテナンス方法・洗い方や下茹で・アク取りの手順などを身につけることができました。これにより、外食と自炊のクオリティーがどれほど乖離しているかを知ることのできる良い機会となりました。
 計量管理にせよ、加熱時間にせよ、鍋の焦げ取りにせよ、料理は科学的な要素を孕んでいるようです。

 3個目はHONDAの3輪スクーター「Gyro X」(ジャイロX)です。これは、買い物の足として普通にお金で買いました。2スト後期のTD-01シリーズのジャイロXであるため、いろいろな箇所をアレンジ(改造)することができるようです。本来は50CCのただの原付ですが、ホイール間隔の拡張等により側車付軽二輪(トライク)として登録しているため、法律上ヘルメット無しで高速道路も乗れちゃう車両となっています。
 今後は積載能力の向上させたりして実用性をあげていきたいと思います。20年前の車体なのでいつガタが来るかわかりませんが、頑張ってメンテナンスしたいと思います。



4.働いていない在宅期間中に考えたこと

 「ALL PLAY NO WORK」が夢といいつつも、PLAYの内容が確定していない時点で既に叶わぬ可能性が大でしょう。この現実と理想のギャップ埋め方(ストラテジー)さえも想像できないので、参考として似たような成功体験を日々サーチしています。

 そのときに、他の方のツイッターやブログなどを見ていて、よく目にするのが、
 ・わしはこの銘柄で○○円の利益を確定した!
 ・わしは一般生活に必要な金額を年間○○万円の配当金として得ている!
 ・わしはこんな特技を身につけた!
 ・わしは規則正しい生活で体型を維持している!
 ・わしはこの言語のテストでハイスコアをたたき出した!
 のような「わしはすごい!」という成功体験たち。

 結果を出すまでの考え方を含めたアプローチやハウツーなりが論理的に記載されていて、これは他の一般の人たちにも十分アプライできるよねというものであれば、もっと良きかな・・・と思うときはありますが、正直羨ましいです。

 いずれにせよ、他の人の「わしはすごい!」といったものばかり見ていたせいか、“成功していなければならない”という強迫観念みたいなものがますます自分の中に叶わない理想を芽生えさせつつありましたが、ふと端から見て“すごく成功すること”にどれほどの意味や価値があるのかということを考えたときに、どうでしょう、自分的に気持ちよくなれる要素が薄い気がしたので、あまり背伸びしないようにしました。

 要するに、とある結果を「すごいだろぅ?」的な感じで他の人に見せつけて、「すごい」と返答されたときに、「何がすごいと思います?」なぞということを聞きたくなってしまう性質(タチ)である人は、その問いに対して虚しい返答しか期待されない逆の立場になったときのことを考えると絶望してしまいがちになるのです。だから自分的には気持ちよくなれそうにない。
 一方で「すごいね!(パチパチ」という返答で終われる人はどんどん見せつけていただいてもかまわないんですけどね。

 結局、考えたことはちゃんと楽しみを見つけようということと「すごさ」を身につけて誇示するのはやめにしようということに加えて、自分が為したことをご紹介するに当たっては、単純に驕心から来る「わしの成果や!」と思われないように、共感が得られる範囲で適切な表現をきちんと使うことを心がけようと思いました。





5.まとめ

 働かなかった2ヶ月間を振り返ると、元来の「働きたくない」という願望とは裏腹に、働かなくなったことにより生じる退屈さ&自身の無能さが浮き彫りになった気がします。働かなくなった時間で何をするかという整理が全くできていない状況で、働かずに生きていければいいという考えが何故生まれたのか自分自身不思議です。
 
 働かずに生きていきたい理由は、働かない時間を何かを楽しむ時間に充てたいからという考えは正直ありませんでした。働かずに生きていく、ただそのアウトローな響きに酔狂しておりました。

 結果として、外出期間中に理想を高く追い求め、自己研鑽の意識を高く保とうとしたものの、世間的に向上したものは一個もありませんでしたが、自分にとって楽しめることって何だろう?と考えさせられる良い機会になり、考え方を幾何か整理することができた?気がします。

 まず、自分が楽しいと思うことを探す。それに共感できる人を探す。
 あるいは、他人が楽しんでいることを見つけ、自分でやってみて楽しいか確認する。

 この自粛期間中、わたくしと同じように変なことを考えて過ごした方はいるのではないかと思っています。


 今後はとりあえず、誰しもが晦渋なく読めるよう良い日本語の文章を書くことを心がけたいと思います。

 まだ、間に合います。




〜Fin〜



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モットーは「NO株NOライフ」
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