NO. NEW NAME 〜Too Loose Life〜

【酒】国内におけるウイスキーの価格推移(値上がり状況)及び資産価値、終売又は休売品等の現状価格、おすすめ銘柄など

2020/09/01
嗜好品 0
新発見
段は、少ない手取り額でも「NO株NOライフ」を謳歌しようとしている一方で、たまに美味しい料理や酒なぞにもお金を使ってしまいます。


 特に「ウイスキー」を愛飲しておりまして、駅から帰る途中などに美味しい銘柄がないか酒屋巡りをしています。

 単純に酒の中でもヘルシーで匂いが良く、日々疲れた体を癒す嗜好品としても良いパフォーマンスを発揮してくれるので、ウイスキーを重宝しています。



 他方、ウイスキーは、昨今、嗜好品以外の側面も有しているようで、投資対象として「ウイスキー投資」「ワイン投資」といった言葉も見られるようになってきたこともあり、人気銘柄についてはここ数年間でかなり値上がりしています。


 自宅のウイスキーの在庫数も乏しくなってきたので、新たなウイスキーを探すために、久しぶりにAmazonを覗いたところ、国産ウイスキーについては以前よりもさらに価格が高騰していたので、巷で騒がれていた値上がりの事実に驚きを隠せませんでした。


 自身の今後のためにもウイスキーについてちょっとまとめてみたいと思います。






1.国内におけるウイスキーの価格推移等

 ウイスキーの中でも香り高い「シングルモルトウイスキー」が人気の傾向を示しており、ここ5年間程度で市場価値は上昇傾向となっています。

 さてさて、例えば「サントリー シングルモルト 山崎 700ml」の価格(Amazonの新品価格相場ですが)は、過去5年間で以下のグラフのように、2014年以前の2,400円から、2020年現在約9,000円まで上昇しています(3倍以上の値上がりです。)

 サントリー山崎NA_価格推移グラフ


 そして、なんと2018年のピーク時には、11,766円に達しています。


 ノンエイジで9,000円を超えるとなると、「サントリー 山崎12年」の希望小売価格8,500円を悠に超えてしまっているのです。

 なお、サントリーの山崎シリーズの希望小売価格は、以下の同社のHPにまとめられています。
 ○製品詳細 サントリーシングルモルトウイスキー 山崎
 
 メーカのHPでわかるように「サントリー 山崎」の希望小売価格は、4,200円であり、現在Amazonで売られている価格の半分なのです。

 このため、現状では、メーカの希望小売価格(いわゆる定価)で購入できれば、めちゃくちゃ運が良いという状況です。


 山崎のほかに、サントリー商品としては、「白州(定価4,200円)」や「響(定価5,000)」も価格はべらぼうに上昇しています。他方で、「余市」や「宮城峡」などのニッカウイスキーは、サントリーほどの値上がりはしていない状況です(美味しいのですが、高くて2倍程度です。)。


 主な国産ウイスキーの現状価格とメーカ希望小売額の比較は以下のとおりです。
   
人気銘柄メーカ 希望小売額 現 状 価 格 
サントリー
山崎(NA) 700ml
4,200円
サントリー
山崎12年 700ml
8,500円
サントリー
白州(NA) 700ml
4,200円
サントリー
響(NA) 700ml
5,000円
サントリー
知
 700ml
3.800円
サントリー
ワールドウイスキー
碧Ao
5,000円
ニッカウヰスキー
竹鶴ピュアモルト  700ml
3,000円

余市
4,200円
ニッカウヰスキー
宮城峡
4,200円
サントリー
角瓶
1,590円
サントリー
トリスクラシック
900円




2.人気のあるウイスキーとは?

 色々と人気の理由はあると思いますが、単刀直入に言ってしまうと、基本的にメーカ希望小売価格よりも高い値段で販売されているウイスキーは人気商品と見て良いかと思います。

 例えば、ウイスキーがお好きでしょ?のCMで有名な「サントリー ウイスキー 角瓶 700ml」については、定価が1,590円ですが、近くのスーパーでは、1,300円程度で販売されており、またAmazonでも送料込みで定価程度で売られています

 サントリーの角瓶は、需要と供給のバランスがとれているようなので、コンビニでも簡単に手に入りますし、いつでも購入して嗜むことができます。


 しかしながら、「1.国内におけるウイスキーの価格推移等」で記したように、従来よりも価格が2倍以上になっているウイスキーは、経験談を踏まえると基本的にお店で販売されている姿がほとんど見ることができません。

 近所のスーパーでは、宮城峡や余市を定価よりも少し高い値段(例えば4,500円(税抜)など)で販売しているのを見ることはありますが、サントリーの山崎や白州はその売られている姿さえも現状見ることはありません。

 サントリーとニッカの価格上昇の幅は、現物商品がスーパー等の小売店に出回っているかどうかの差であるかと思います。

 どちらも美味しく、味の差をつけられるものではないと思っているので、ニッカの良い商品が定価程度で購入できるなら当方としては嬉しいですけどね。


 山崎や白州のように、生産中止になっていないにも関わらず、スーパーなどではほとんど販売されているのを見なくなったウイスキーは、ネットのように一見購入可能な場所を見つけたとしても高価になっているケースが多いです。

 例えば、「激安の殿堂 ドン・○ホーテ」では、山崎のノンエイジや12年が売られているにも関わらず、販売価格がAmazon以上に高いので、常に売れ残りとなっています。元SMAPの中居くんは、この激安の殿堂で白州などを購入しているらしいですが。。。


 他方、サントリー商品で、山崎や白州と同様のラインナップとして売り出されている「知多」や、昨年サントリーが発売した世界の5大ウイスキーをブレンドした「碧Ao」の価格を見てみるとわかるのですが、どちらも定価額とネットの販売価格に差はありません



 そもそも何故、差がないのか?



 一言で言ってしまえば、シングルモルトウイスキーであるか否かの違いです
 山崎や白州はシングルモルトウイスキーですが、知多と碧Aoは、シングルモルトウイスキーではなく、グレーンウイスキーに該当します。


 伝統的な手法で手間暇をかけ技術を要するモルトウイスキーと工場での大量生産に向いたグレーンウイスキーの違いが価格に現れているのです。


 「手間がかかる → 生産数が限られる」

 生産数が限られるとどうなるか?

 「手に入る人も限定される → 価値が出やすい」

 という単純な方式ですね。


 現に、サントリーが2019年に大手を振るって発売した「碧Ao」は、発売当時のネット価格は25,000円のときもあって、かなり高騰していたものの、生産数はしっかり確保されているからか現在は定価程度に落ち着いています。

 サントリーAo価格推移





3.ウイスキーの資産価値

 特定のシングルモルト等のウイスキーの他にも、ヴィンテージの車やオートバイなども、モノによっては昔よりも価値が上昇している車体もありますが、保管スペースやメンテナンスに必要な消耗品の確保が少し煩わしいかもしれません。
 
 これに対して、保管場所も家の隅っこで済み、かつ消費期限もないウイスキーはコスパの良い資産になる可能性を秘めています。 また、ウイスキーのほかには、初期投資費用が高いですが「ROLEX」なぞの高級時計も、シリーズによっては価値が上昇しているものもあります。


 さてさて、
 ・現在価格が高騰しているウイスキーの価格は今後どうなるのか?
 ・ウイスキーに資産価値はあるのか?


 といった問いに対しての答えですが、


 ウイスキーの生産数・流通数が増えたり、人々の嗜好がウイスキーから他のもの(例えば焼酎など)に移らない限りは、このまま維持されると思われます。


 また、日本のウイスキーは、ここ10年程度で世界的にも「ジャパニーズウイスキー」といった一種のブランドとして認知されており、国税庁の報告書においても、ウイスキー等の酒類の輸出は年々増えていっています。
 国税庁酒類輸出額推移グラフ(国税庁 「1 酒類の輸出金額・輸出数量の推移について」より抜粋)



 需要がめちゃくちゃ増えている一方で、ウイスキーの生産能力が増えないとなると、果たしてどうなるか。


 単純に、さらなる価格の高騰が生じます。


 このため、蒸留所のウイスキーの生産能力が向上し、市場に出回る商品数が増えない限り、手に入る銘柄も限定されるので、特定のウイスキーの資産価値は維持される、あるいはさらに価値が上昇するものと思われます。


 メーカとしてもシングルモルトウイスキーの生産には時間等がかかるため、失敗したときのことを考えると下手に生産数を増やすことはないでしょう。

 昨今のウイスキーブームでは、どんな銘柄もある程度売れると踏んで、生産しやすいトリスや角瓶の製造ラインを強化するなどの対応が現実的なのかもしれません。

 サントリーの株がこうゆう時に欲しいと思ってても、非上場なんですよね、ここ(泣)





4.終売又は休売したウイスキーの現在価格

 メーカによっては、数々の需要を鑑みて複数の商品を並行して生産することをやめて、他の商品の生産に注力する場合があります。

 その際に犠牲となってしまった商品は、終売もしくは休売という措置が取られるようです。
 休売も限りなく終売に近いです。車やバイクで言えば「絶版」ですね。


 さて、このように生産しなくなったウイスキーの価値はどうなっているのか、近年終売又は休売となったウイスキーを例にして、価格の推移を見ていきましょう。
 
終売又は休売した銘柄メーカ 希望小売額 現 状 価 格 
サントリー
白角 700ml
1,560円
サントリー
白州12年
7,000円
キリン ウイスキー
富士山麓 樽熟原酒50

1,298円
ニッカウヰスキー
カフェモルト
6,000円
ニッカウヰスキー
竹鶴ピュアモルト  700ml
3,000円




 上の表を見ると、休売となった白州12年が特例として希望小売価格の4倍以上まで膨らんできていますが、概ねどの銘柄も終売や休売を決定した後には市場価格が定価の2倍以上になってきています。


 特に「白角」「富士山麓」は、モルトウイスキーではないにも関わらず、現在も高値をキープしています。


 ここで、2018年末に終売を決定した後の、「富士山麓」の価格推移を見てみましょう。
 富士山麓価格推移 

 2018年11月頃には1300円程度だった価格が、現在は4000円に達しています。

 しかも、終売を決定した後にグッと価格が上昇し、その後少し下がるのですが、現在までにかけて再度緩やかに上がってきているのです。
 
 元値の3倍の値段になるのにはさすがに驚きを隠せませんね。



 結果として、シングルモルトウイスキーに限らず、ウイスキーブームと言える現在においては、終売又は休売したウイスキーの価格は上昇しているのです。

 バイクであれば、人気の車体を除き、絶版となった車体はよほど走れても当時の販売価格以上になることは少ないのですが、ウイスキーの場合はどんなものでも、終売又は休売となれば、価格が上がるのです


 ウイスキーの威力、おそるべきです。





5.人気銘柄ウイスキーを安く手に入れる方法

 お金に余裕があれば、山崎でも白州でもAmazonや他のショッピングサイトで購入することができるのですが、やはりメーカが設定する価格レベルで購入したいと皆さん思うでしょう。


 ちなみに人気のウイスキーは、定価未満の額で売っていることはほぼありません。


 私は、最悪Amazonよりも安く売っていれば買おうかなと思ってしまうときが多いです。

 また、ポイントなどを利用して定価レベルで購入できる時には、即買いしています。

 あとは百貨店のイベントなどで、人気銘柄と在庫の余ったウイスキーの抱き合わせパックが売られたりしています。


 あと私自身の所感ですが、関東圏内だと、「山崎」が手に入りにくい気がします。手に入れられる時があっても、コンビニで1200円程度で売っている180ml瓶くらいです。
 ちなみにこの小瓶でも、Amazonでは2倍の2,500円で売っていたりします。笑


 さてさて、どのようにして定価レベルのウイスキーを見つけ当てるか。


 色々なネット情報で見たところ、やはり自分の足で、色んな町の酒屋さんを巡るのが一番です

 町の酒屋さんというのは、近所だけではなく、旅行先も含めて日本全国です。


 私は、函館のコンビニで「山崎12年」を発見したことがありますし、福島の歓楽街で「響21年」を見つけたことがあります。

 仙台の歓楽街では「竹鶴ピュアモルト」を3本買いましたし、松山では「山崎」を買いました。

 近所のスーパーでは、終売を発表した後の「白角」を定価レベルで買いました。



 とりあえず、人気のウイスキーをお安く手に入れたいという方は、しっかり自身の足を使いましょう!






 番外編ですが、自分の足で美味しいものを探すのもちょっと手間がかかると思いますので、ウイスキーの資産価値など関係なく、ネットでもお手頃の値段で購入できるウイスキーを個人的な視点でご紹介します。

 国産ウイスキーよりも海外の美味しいウイスキーは、比較的手に入りやすいです。


 特に個人的にオススメなのが、以下の2つのモルトウイスキーです。
  
おすすめ銘柄 現 状 価 格 特徴など
Ardbeg
アードベック10年(700ml)
 口に含んだ時の強烈なスモーキーさが特徴。

 ジャパニーズウイスキーにはない「エグ味」が味わえるアイラウイスキー。

 たぶん、飲んだらめちゃくちゃ印象に残ります!
シングルモルト
グレンフィディック12年
700ml
 飲んだら、ほぼ「白州」。

 炭酸で割ればまさに「イギリスの森香るハイボール」。

 白州が手に入らない中では、手頃な値段で手に入る「シングルモルトウイスキー」。

 瓶が入った箱もかっこいいです。


 いずれの銘柄も、2020年の「第7回秩父ウイスキー祭」でも試飲したのですが、とても香り高く美味しかったで、その後、ネットで購入しました。


 何故ネットで買ったかというと、単純に小売店よりも安かったからです

 秩父ウイスキー祭の後に、都内のイオンリカー、信濃屋等の小売店を回ってみたところ、「アードベック10年」については、税込で5000円以上支払う必要がありました。


 ですが、Amazonで買うと500円程度安いですし、家に届くので、こっちを利用しています。

 ほしい物リストに入れておくと日々変動する為替(円高・円安)の影響で、リスト登録時よりも何%安くなったかが見られるのも便利です。


 

 ステイホーム時には、アイスペールなぞも揃えて、お気に入りのウイスキーを自宅で楽しんでみるのもいかがでしょうか。


 コロナ禍がある程度落ち着いたら、Distillery(ディスティラリー:蒸留所)のツアーにも参加してみたいです。




〜Fin〜


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GIGLO(ギグロー)
Administration : GIGLO(ギグロー)

グンマー出身。
モットーは「NO株NOライフ」
なけなしのお金で国内銘柄等をコツコツ買ってます。
他には野球観戦、読書、食べログ、ウイスキー探訪が趣味です。
たまに遠出します。
夢は「ALL PLAY NO WORK」ですが、現状はサブプライム層として社会の一つの歯車になれるように働いています。
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